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2014年ウェブマーケティング手法のまとめ

 
2014年もあとわずか!今年流行したウェブマーケティングのまとめと用語を解説していきます。
 
CCCM
クロスチャネルキャンペーンマネジメント
 
→ウェブサイトや電子メール、スマートフォンアプリへのプッシュ配信といった複数チャネル
をまたいだ消費者とのコミュニケーションを事前に設定したシナリオに基づいて自動化し、最適化するためのソフトウェアMA(マーケティングオートメーション)と呼ばれる製品群の中にも同様の機能を備えるものがあるがMAはBtoB企業が使うケースがおおく、その主な目的は見込み顧客の管理・育成である点が異なっている。
 
 
ウェアラブルデバイス
 
→ポストスマートフォンとして新たなデジタル市場を開く起爆剤になると期待されている。腕や頭部など常に身に着けて利用する小型コンピュータデバイス。メガネ型や腕時計型など形状は様々だが、商品化が先行しているのは活動量計型の製品。このタイプの製品を装着した消費者の活動量や位置データといった大量のデータがクラウド上に集積
されつつある。
 
IOT(Internet of Things)
→モノがインターネットに接続されることを指す。今までインターネットに接続されてるデバイスは
パソコンやスマホなどのコンピューターであったが、これからは自動車、自動販売機、工場機器
医療機器といったものまでインターネットに接続されていく。
 
グーグルは2014年にサーモスタットや火災報知器を造っているネストを買収したりなど、他のものと
連携してハブとなることを目指している。家中のデータ収集できることに対する期待は大きい。
 
 
Ibeacin
→2013年9月にIos7に標準搭載された近距離無線通信の新しい機能。パソコンやワイヤレスマウスなどに使われている「Bluetooth」の低消費電力版である「Blue Tooth Low Energy」という情報規格によって、近距離のデータ送信を可能にするもの。
 iBeaconを使ってサービスを実現するには信号を発信するビーコン端末と、その受信器となるBeacon対応アプリがインストールされたモバイル機器、情報を配信するサーバ-が必要。活用例として、商業施設内の店舗にビーコン端末を複数設置し、店の近くを通った人に自店のクーポンなどを配信して店に呼び込むといった形で活用する。2014年の春ごろから小売り業でO2Oが相次いでいる。
 
 
インフォグラフィック
→テキストや数値だけでは伝えられないファクトをビジュアル化して、多くの情報を分かりやすく表現
 情報やデータをわかりやすく表現したビジュアルコンテンツを指す。静止画に加えてリアルタイムに
データを反映するインタラクティブ・インフォグラフィックなどがある。しかし、単に情報やデータをビジュアル化しただけでは伝わるコンテンツにならない。
情報を整理したう上で再構築する「情報デザイン」のスキル、データから本質を見抜く「データアナリスト」のスキルが必要。そこで、適切なわかりやすく伝えられるビジュアル作成スキルがが必要。
インフォグラフィックを使ったマーケティング活動は、欧米を起点に活発化しており、広報戦略やコンテンツ戦略の有力な手法手段として定着している。
 
 
オム二チャネル
ネットとリアルを統合した新しい売り方顧客情報を一元管理でCRMを進化
実店舗とECサイトといった顧客との接点を統合し、時間や空間の制約なく「同一の顧客体験を
提供すること。」を目指すコンセプト。
オムニチャネルが大きなテーマとなって欠かせない要素は、顧客データの整備、在庫状況の一元化、インフラ整備、CSサポートがあげれらる。顧客情報が、店舗とECなどのサービスによって分断されていると、ポイントやクーポンなどを相互利用できず顧客の利便性を損なう。顧客がいつどこでどんな情報を流しているのか統合的に把握できればマーケティングやCRMなどの施設での精度向上にも役にたつ。
 
 カスタマージャーニー
→生活者が商品やサービスをどのようjに認知し、関心を持ち、購入・登録し優良顧客に至るのか、という
一連のプロセスを旅に例えた概念のこと。企業が競争優位性を発揮していくためには、優れたユーザーエクスペリエンスを提供していくことが重要であり、そのための手段として注目されている。
 
 
キュレーションメディア
ソーシャルメディアの普及でネット上の情報量が加速度的に増えるにつれ、有力な情報をいかにして
集めるかが課題になってきた。そこで特定のテーマについて有力な情報を取捨選択してまとめるキュレーションメディアが注目されている。ユーザーが自ら検索しなくても自動的に自分の関心があるニュースや情報を表示し利用するほどその精度が上がっていく仕組みを備えている。
 
インタラクティブな仕掛けや動画や音声などを盛り込んだインパクトのある
コミュニケーションを可能とする「リッチメディア広告」は、既存の広告と異なる様々な利点を持つ。
記憶に残る広告として威力を発揮できる。ユーザー起点のコミュニケーション設計の中で有効活用していくことが重要。
 
アンバサダー
ソーシャルメディアなどを使って、周囲に企業やブランドを率先して推奨していくれる消費者のこと。
アンバサダーを組織化し、商品開発や改善のアイディアを募ったり、実売りに繋げたりする企業もある。
 
インバウンドマーケティング
→何かを調べている人に適切な情報を提供することで、繋がりをつくる新しいマーケティングの考え方。
欲しい情報が簡単に検索できる今、企業側に都合の良い情報だけでは見てもらえない。
 
→広告やウェブサイトなどから、スマートフォン向けにアプリ上の特定のページに
遷移させるための技術のこと。たとえば、ECアプリから商品ページに直接誘導したり、
口コミ情報サイトからアプリ上の特定の店舗ページに誘導したりできる。
 Googleは、2014年4月に検索広告やディスプレイ広告からアプリ上の商品ページなどに
直接誘導できることを発表した。こうしたモバイルディープリンクの活用を支援して、スマートフォン向けアプリを活用したマーケティングの進展を目指す動きが活発化している。
 
ネイティブ広告
→広告をアプリやスマホになじませる広告。ウェブサイトやアプリのデザインや機能に広告クリエイティブを合わせることで広告の視認性の向上を目指す手法。占有面積は既存のディスプレイ広告に比べて大きくブランディングにも活用できる可能性がある。
記事レコメンド型のネイティブ広告は、ニュースサイトの記事に掲載される関連記事の一覧の一部に広告を表示させる形式だ。ネイティブ広告は、ステマの一種と誤解を招くケースが多いため、コンテンツにかい離がないか審査が厳しい。
 ネイティブ広告は、広告のデザインや機能を広告を掲載するサイトやアプリに同化させる手法のため、一見しただけでは広告と気づかない可能性もある。たとえば、記事を期待してクリックしたのに、商品購入を促すページが表示されれば、不信感を頂く可能性が高い。また、広告枠の多様化によって、広告媒体側とデザインが異なるため、広告制作の作業コストがかかる。
 
ネイティブ広告5種
1.インフィード広告
 FaceBookのフィード広告やTwitterのプロモテッドツイート、グノーシの広告など。スマートフォンの起爆剤として期待がかかる。
 
2.検索連動型
 検索サイトにおけるキーワード連動型の広告。ただし検索連動型広告をネイティブ広告を扱う場合、誘導先がLPではなく自然検索と同時にコンテンツであることが条件がある。
 
3.レコメンドウィジェット
 ニュース記事下などに表示する記事レコメンドの中に広告を含む手法。
 
4.プロモートリスティング
 「グルナビ」の検索連動型広告や、地図上アプリに表示させる店舗情報の広告など。
 編集コンテンツを持っていないサイトで、サービスの利用体験とシームレスにデザインされた広告手法。
 
5.ネイティブ要素を持つインアド型
 ディスプレイ広告枠内に、コンテンツ型の広告を表示する。ただし、配信する枠はIABが定めるディスプレイ広告枠の基準にのっとる必要がある。
 
 インフィード広告
コンテンツの合間に広告を表示させる手法。記事や商品情報などのコンテンツを上から下に向かって読み進めていくデザインを採用したスマートフォンアプリ向けのコンテンツの合間に広告を差し込む手法のこと。ネイティブ広告の一種でもある。これまでのディスプレイ広告と比較して、広告の視認性が高いといわれる。
国内ではニュースアプリを展開するグノシーがインフィード広告のネットワークを構築している。
 
ソーシャルテレビ
FaceBookやTwitteなどのソーシャルメディアとテレビの融合や連携を表した言葉となっている。
リアルタイム視聴をバーチャルな仲間と楽しく盛り上がる行為。
 
ズマートフォン用広告識別ID
スマートフォンに対してネット広告を配信するために使う広告配信専用のID。
プライバシー保護意識の高まりを受けてプラットフォーマーであるアップルやグーグルが従来の識別IDとは
別に提供している。リターゲティング広告の配信などに活用ができる。
ただしこのIDは、アプリでの広告利用に活動範囲が限定されている。ブラウザーでは引き続きCookieがターゲティング広告の配信に使われ、現状はアプリとブラウザーが分断されている。今後、端末推定技術などの進歩で両社をまたいだ活用が広がりそうだ。
 
CLO(カード・リンクト・オファー)
 クレジットカードで購入した商品の購入履歴などに基づき消費者の趣味嗜好にあった商品・サービスの
割引クーポンなどを発行する施策のこと。金融事業者が、加盟店向けに提供するサービスが代表例となっている。
 
2015年はネイティブアドのテクノロージ進化に期待です。とはいえ成果効率はリスティング広告
勝る広告メニューではないことは確かかな。