DSP広告のしくみについて
ITの発展に伴いweb広告も凄まじい勢いで成長を遂げています。
特に、DSPはweb広告業界において2013年から話題を集め、リスティング広告と
併用して出稿することが多くなってきています。
・進化した広告配信
web広告の黎明期には、大きく分けて2つの広告配信が主流となっていた。
■べた張り
→には、期間保障で1社のみ掲載すること。
■ROS(ラン・オブ・サイト)
→サイト全体のバナー掲載面をローテーションする広告メニュー
上記2つは、サイトに訪問したユーザーの属性について関係なく
広告が配信されるため、無駄が多い。また、枠を売っているため予算が多い
企業しか掲載できなかった。
・アドテクノロジーのしくみ
■SSP(サプライ サイド プラットフォーム)
媒体者側が使うプラットフォーム。来訪ユーザーの属性を判断し、DSP側に
広告表示の可否をリクエストする。
・DSP(デマンド サイド プラットフォーム)
1インプレッションに対して入札金額を設定しレスポンスを返す。
広告を出稿の可否を判断する。
・RTB(リアル タイム ビッディング)
DSPの入札に応じて、最適な入札金額を1インプレッションごとに判断する。
従来の「枠」売りから、1インプレッションごとに価格が変動するようなった。
つまり、ユーザーが広告掲載面のあるページにアクセスした瞬間に、インプレッションを「買う」か「買わないか」リアルタイムに判断し売買を成立させる仕組みとなっている。